ICONIA TAB W500 ファーストインプレッション

さて、だいたい丸一日この PC を使用しましたので、簡単なインプレッションをお伝えします。 購入をお考えの方は参考にしてネ。

デバイスの Windows エクスペリエンスインデックスは、初回起動時にすでに取得されており、2.7 となっています。

  • プロセッサはいくら AMD C-50 デュアルコアといえど、所詮 1GHz のため 2.7 と最低。
  • メモリは 4.9と悪くありません。 DDR3 かな?
  • グラフィックは 4.1、ゲームが 5.5。 AMD Radeon HD6250です。
  • 極め付けがディスクの 5.9 で、SanDisk SSD P4 32GB ATA Device となっています。 Standard AHCI 1.0 Serial ATA Controller 上の Ultra DMA6 接続です。

ディスクの詳細パラメタは…

  • OS : Windows 7 Home Premium Edition [6.1 Build 7600] (x86)
  • Standard AHCI 1.0 Serial ATA Controller [ATA]
  • ATA Channel 0 (0)
  • SanDisk SSD P4 32GB ATA Device
  • SanDisk SSD P4 32GB : 32.0 GB [0-0-0, pd1]
  • Model : SanDisk SSD P4 32GB
  • Firmware : SSD 8.10
  • Serial Number : ———-10
  • Disk Size : 32.0 GB (8.4/32.0/32.0)
  • Buffer Size : 不明
  • Queue Depth : 1
  • No. of Sectors : 62533296
  • Rotation Rate : —- (SSD)
  • Interface : Serial ATA
  • Major Version : ATA8-ACS
  • Minor Version : ATA8-ACS version 2d
  • Transfer Mode : SATA/300
  • Power On Hours : 43 時間
  • Power On Count : 24 回
  • Temparature : 不明
  • Health Status : 正常
  • Features : S.M.A.R.T., 48bit LBA, TRIM
  • APM Level : —-
  • AAM Level : —-

  • Sequential Read :   123.813 MB/s
  • Sequential Write :    47.758 MB/s
  • Random Read 512KB :    87.091 MB/s
  • Random Write 512KB :     4.536 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) :     6.370 MB/s [  1555.2 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) :     2.042 MB/s [   498.6 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) :     6.803 MB/s [  1660.9 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) :     1.365 MB/s [   333.3 IOPS]
  • Test : 1000 MB [C: 59.4% (17.6/29.7 GB)] (x5)
  • Date : 2011/05/23 21:49:37
  • AHCI 上に付けるなら NCQ 対応の SSD にしてほしかった。

参考までに…


メディア用コンピュータメインディスク。
SATA3 ssd * 2 striping on AMD SB890

  • Sequential Read : 599.358 MB/s
  • Sequential Write : 275.434 MB/s
  • Random Read 512KB : 504.140 MB/s
  • Random Write 512KB : 280.620 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 23.913 MB/s [ 5838.1 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 85.733 MB/s [ 20930.9 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 75.148 MB/s [ 18346.8 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 213.857 MB/s [ 52211.2 IOPS]

RAID しているのに NCQ が効きまくっているのは正常なんでしょうか。

メディア用コンピュータサブディスク SATA2 HDD but interface is SATA3

  • Sequential Read : 105.906 MB/s
  • Sequential Write : 104.774 MB/s
  • Random Read 512KB : 29.945 MB/s
  • Random Write 512KB : 29.879 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 0.339 MB/s [ 82.7 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 0.763 MB/s [ 186.2 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 0.547 MB/s [ 133.4 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 0.806 MB/s [ 196.8 IOPS]

録画、ftp、http サーバのメインディスク SATA2 ssd * 2 striping on marvell SE9128

  • Sequential Read : 167.317 MB/s
  • Sequential Write : 24.717 MB/s
  • Random Read 512KB : 125.432 MB/s
  • Random Write 512KB : 26.971 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 17.591 MB/s [ 4294.8 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 5.659 MB/s [ 1381.5 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 19.757 MB/s [ 4823.5 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 5.361 MB/s [ 1308.8 IOPS]

プロセッサ時間サーバサブディスク  SATA2 * 2 striping

  • Sequential Read : 173.893 MB/s
  • Sequential Write : 171.084 MB/s
  • Random Read 512KB : 36.652 MB/s
  • Random Write 512KB : 70.978 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 0.467 MB/s [ 114.0 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 1.843 MB/s [ 450.0 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 1.079 MB/s [ 263.4 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 1.890 MB/s [ 461.4 IOPS]

録画、ftp、http サーバのメインディスク SATA3 * 2 mirrored on SATA2 interface

  • Sequential Read : 239.592 MB/s
  • Sequential Write : 236.966 MB/s
  • Random Read 512KB : 42.234 MB/s
  • Random Write 512KB : 88.276 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 0.523 MB/s [ 127.7 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 2.157 MB/s [ 526.7 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 1.133 MB/s [ 276.7 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 2.094 MB/s [ 511.3 IOPS]

ICONIA TAB-W500 BUFFALO SHD-NSUM120G on USB 2.0 Hi-Speed

  • Sequential Read : 22.913 MB/s
  • Sequential Write : 22.333 MB/s
  • Random Read 512KB : 26.887 MB/s
  • Random Write 512KB : 22.561 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 1.192 MB/s [ 291.1 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 0.728 MB/s [ 177.7 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 5.246 MB/s [ 1280.7 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 0.973 MB/s [ 237.6 IOPS]

ICONIA TAB-W500 SD Reader/Writer class8

  • Sequential Read : 12.985 MB/s
  • Sequential Write : 7.461 MB/s
  • Random Read 512KB : 12.446 MB/s
  • Random Write 512KB : 1.929 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 1.506 MB/s [ 367.8 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 0.023 MB/s [ 5.6 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 2.080 MB/s [ 507.9 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 0.033 MB/s [ 8.0 IOPS]

ICONIA TAB-W500 HTS547575A9E384 in ZM-VE200 on USB 2.0 Hi-Speed

  • Sequential Read : 23.661 MB/s
  • Sequential Write : 23.045 MB/s
  • Random Read 512KB : 17.122 MB/s
  • Random Write 512KB : 22.029 MB/s
  • Random Read 4KB (QD=1) : 0.409 MB/s [ 99.7 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=1) : 0.843 MB/s [ 205.9 IOPS]
  • Random Read 4KB (QD=32) : 0.468 MB/s [ 114.3 IOPS]
  • Random Write 4KB (QD=32) : 0.817 MB/s [ 199.5 IOPS]

ハードウェアはこういう構成なのですが、使用して感じたのは、基本的に何もチューニングしなくとも、最低限の事は何の不満もなくできるという一点に尽きるでしょう。

確かに CPU は遅いです。 しかし、プロセッサ偏重の作業をスレート/タブレット PC で行う必要があるでしょうか。 このデバイスを購入する方は、まず間違いなく母艦といえるメインマシンを既にお持ちでしょう。 そのマシンとはまた違った要求に応えるためのデバイスと考えれば、プロセッサの遅さは実はあまり関係ありません。

たとえば、このデバイスでオーディオを聴いたり、ビデオを見たりする事は普通に考えられますが、CD からデータを取り込んで mp3 などの形式に変換したり、高画質の動画をエンコードしたりする必要があるでしょうか。 おそらく、このマシンでそのような作業を行いたいと思う方は少ないのではと感じます。 普通にデスクトップや高性能ノートの前に腰を据えて、じっくり取り掛かる類の作業ですよね。

逆に、どこででも、いつでもすぐにしたい作業、たとえばブログの更新、SNS のチェック、写真の撮影と補正、アップロード、音楽の再生、ビデオの再生… といった事は、普通にコンピュータを使える方ならまったく戸惑う事無く行えます。

また、オフィスユースの方なら、メールのチェックや返信、添付ファイルの確認、プレゼンといった、短いスパンでの作業をとても効率的に、簡単に実現してくれます。

要するに、このデバイスはそういう位置に入り込むモノなんですね。 必要なタイミングでさっと出してさくっと使い、済んだらするっと片付ける。 今までそういう事は、高性能ノートでも行っていたかも知れません。

ノート PC には一応キーボードが付いているので、慣れた方ならキーボードショートカットを駆使して、またはコンソールなどを使って、様々な問題をこなして来られた事でしょう。 しかし、タブレット/スレートの考え方は違います。 無いものは無いと割り切って、SIP(ソフトウェアインプットパネル)で文字入力したり、タッチを上手に使ってアプリケーションを利用します。 慣れてくると、どういう作業がタブレット/スレート PC のカバー範囲なのかが見えてきますので、それらはタブレットで「さっくり」と、それ以外はデスクトップなりで「じっくり」と作業するようスタイルが変化してきます。


さて、ではそのスタイルの変化が発生する分水嶺はどこにあるでしょうか。 ICONIA TAB W500 の強い所、弱い所を洗い出してみましょう。

  • まず、プロセッサが弱いので、数値演算や大きなファイルの扱いは比較的苦手です。
  • メインメモリが 2GB しかないので、大きな文書は辛いかもしれません。 増設もできませんし、RAM ディスクなど論外。 まぁ 32bit 版 OS なので、4GB 積んでも大きなメリットは無いかもしれませんが。
    (64bit の OS がプリインストールだと SSD の空き領域はもっと厳しい事にwww)
  • バッテリ駆動のため、長時間の連続使用には限界があります。 使い方にもよりますが、ハードに使えば 3時間ちょっとで落ちます。
    (ACアダプタをつければ関係ありませんが。)
  • ディスプレイサイズが固定でアップグレードできません。
    (HDMI ディスプレイに出力する事はできますが。)
  • キーボードが無いため長文の入力には向いていません。
    (USB や Bluetooth のキーボードを付ければ解決ですが。)
  • タッチでは小さなユーザインタフェース要素を選択するのが難しくなります。
    (同じくマウスを付ければ解決ですが。)
  • メインディスクのサイズが 32GB と少々心もとなく、初期状態で 15GB 近く使っているので更に心もとないかも。
    (USB 外部ストレージや SDHC カード、クラウドに保存しとけっつー意見もありますが。)
  • SD カード/MMC スロットは少し遅いような気がする。 特に NTFS で小さいファイルを大量に扱う時。
    (FAT32 にすると少し速くなる。 CPU が遅いせいかな?)
  • 1kg 弱っていうのは重い部類に入るのかな?
    (比較対象がないのでよくわかりませんが、歩きながら使うのは無いと思います。)
  • SDカード/MMC スロットの蓋がめちゃくちゃ開け閉めし難い。
    (それほど頻繁に入れ替える訳じゃありませんけどね…。)
  • SSD/SD のアクセスインジケータが無い。

… 弱点をまとめたつもりでしたが、CPU 以外は他の方法でフォローできると言いたげなリストになってしまいました…。 いや、でもこれが本音。

次に長所と言えそうな所は…

  • 内臓グラフィックの割に頑張っている。
    一応 Windows Aero を使いつつ Internet Explorer 9 でタブを開きまくっても、ほぼすべてのサイトは閲覧できます。 IE9 の GPU アクセラレーションが効いているみたいですね。
    youtube の HD 動画もサクサクです。
    17Mbps 前後の VBR Full HD AVC1 ビデオもコマ落ちなしで再生。
    少し古いゲームならちゃんと動きますね。 ゲームパッドは付けないといけませんが。
  • メインディスクが SSD で起動が速く、休止と再開も速い。
    メインメモリが 2GB しかありませんから、休止は速いですね。
  • マルチタッチの使い方によっては、便利に使えるアプリケーションも多い。
    IE や Windows Explorer だけでなく、Paint や Office 2007 製品、Windows Live 関連でも、タッチだけでなくマルチタッチに反応するソフトウェアは沢山あります。
    あと、Microsoft Touch Pack for Windows 7 というソフトウェアパッケージがプリインストールされているので、暇なら一回遊んでみるといいかも。
  • 内臓オーディオは 2ch なのですが、意外と良い音。 音質の事ではなく臨場感が。
  • 今時は普通ですが、Bluetooth 3.0 と IEEE802.11b/g/n がサポートされていて、相手によっては高速無線通信可能です。
  • 基本的に無音動作。
    (負荷を掛け続けると、温度の上昇を検知して内部ファンが回り始めるみたい。 低めの音なので回転数は低いと思うけれど、人によっては気になるかも。 音楽を再生しているだけならファンが回ることはまず無いと思います。)
  • 加速度センサが内蔵されていて、ランドスケープとポートレイトを自動で切り替えてくれます。 その機能の On/Off トグルスウィッチはハードウェアスウィッチとして実装されています。
  • 最低限の通知ランプでちゃんと必要なことはモニタできるように工夫されています。
  • Wi-Fi と Bluetooth デスクトップシステムを接続すれば、完全にワイアレスな PC が実現します。 電源も通信もすべてワイアレス。 これはノート PC とはまた違って面白いです。
    11n 2.4GHz リンク速度 150Mbps で、スループット 60%くらい出ますので、10MB/s 程度の転送が可能です。

そして、大きなお世話だとは思いますが、気になる方もいらっしゃるでしょうから iPad2 と比較して、よい所や悪い所もチェックしてみましょう。

  • まったく新しいデザイン。
    ICONIA は、特別全く新しいと言えるデザインではありません。 既にオンキョーからも似たようなデバイスが発売されています。 ただし、海外モデルではドッキングステーションが USB 接続されて、キーボード付きで動作するちょっと変わったスタイルもあります。
  • デュアルコア A5 チップ。
    AMD C-50 デュアルコアチップとどの程度違うのか、比べても仕方ありませんね。 扱うデータ量が違います。
  • 二つのカメラ。
    ICONIA にも二つのカメラが iPad2 と同様のレイアウトで搭載されていますが、HD カメラではありません。
    1.3メガピクセルウェブカメラで、VGA までしかビデオを撮影する事はできません。 静止画は 1280×1024 まで撮影できます。
    iPad2 の HD カメラと言っても、背面カメラが 720p に対応しているほかは ICONIA と大差ないみたいですが…。
    あと、ICONIA には GPS がないので、ジオタグ付き写真は撮れません。
  • FaceTime。
    ビデオチャットソフトウェアだと思いますが、Windows の場合は Live Messenger でテキスト、音声、ビデオチャットができますので、あまり差はないかもしれません。 Skype も選択できますし、USB に外部カメラを取り付ければ、さらに高い解像度でのビデオチャットも可能です。
  • PhotoBooth。
    撮影した写真(顔写真)の編集ソフトウェアだと思います。
    Windows Live フォトギャラリーと言うソフトウェアがそれにあたるかな? ちょっと志向は違っています。 大量の写真にタグを付けたり、撮影日でまとめたりといった作業が主で、画像の加工は回転や簡単な色調補正程度の機能しかありません。 プラグインをダウンロードしてきたらできる事は増えますが、そこまでする人は普通に画像編集ソフトをインストールするでしょうね。
    Windows Live ムービーメーカーと言うソフトウェアもあるので、様々な写真と音楽を組み合わせて、ビデオクリップを作成する事もできます。
  • メール。
    Windows Live メールか、Office をインストールしていれば Outlook になるでしょうか。 どちらもデスクトップと変わらない操作性があるうえ、マルチタッチやジェスチャに部分的に対応しているので、使い勝手は悪くないと思います。
    最悪でもネットにつながっていれば、Hotmail などのウェブメールサービスを使ってメールの送受信はできます。
  • Safari。
    ウェブブラウザですね。 Internet Explorer 9 も使い勝手は悪くありませんし、GPU アクセラレーションが効くので動作はきびきびしていて良いと思われます。 Flash サイトも見る事ができますしね。
  • iBooks。
    デジタル書籍サービスですね。 Windows7 には標準では搭載されていないので、自分で好きなサービスを契約して利用する必要があります。
    私のように、ScanSnap を使って大量のカタログなどを pdf にしている方は、すぐに電子書籍ライフを始められます。
    絵本のように、文字がほとんどなく大きなイラストが入っている類の本も、適当な画像形式でフォルダに入れておけば、フリックを使ってページ送り/戻しできます。 画面が横長なので、見開きも見やすいですよ。
  • ビデオ。
    iPad2 の 9.7 インチの大画面に対して、ICONIA は 10.1 インチのもう少し大画面です。 1920×1080 17Mbps の h.264 ビデオを普通に再生できるので、特に困ることはないと思います。 USB 地デジチューナを取り付ければ TV にもなります。 HDMI 端子を使えば、大きなディスプレイに出力する事もできます。
    iPad2 の 1024×768 に対して、1280×800 が出力できるので、ワイドビデオを視聴する時に上下にできる黒帯が少なくてよいと思います。
    iPad2 は、h.264 ビデオだと 720p 30fps、mp4 ビデオだと 2.5Mbps VGA までしか再生できないみたいなので、グラフィック能力は 5倍を超える事もありそうです。
  • 写真。
    Windows Live フォトギャラリーがそれにあたると思われます。 様々なトランジションを使ったスライドショーを楽しめます。 デスクトップ壁紙も、スクリーンセーバも、ギャラリにある画像のスライドショーに設定する事ができます。
  • iPad を探す。
    GPS と SMS を使った検索サービスだと思います。 ICONIA には GPS 機能は付いていませんので、こういったサービスは利用できません。 てか、普通に考えて無くしません。
  • iPod。
    ミュージックプレイヤですね。 Windows Media Player や Windows Media Center がそれに相当すると思います。 デジタル著作権保護機能にも対応しているので、ダウンロードしてきたコンテンツも楽しめます。 それ以前に、iTunes が要りません。 適当なフォルダに適当なオーディオ形式でファイルを置いておけば、自動的に検索されてメタデータをつかってデータベース化されます。
    ホームネットワークに参加していれば(まず間違いなくそうしていると思いますが)、自宅の他のコンピュータにあるメディアにも、いつでもアクセスできます。
  • iTunes
    メディア管理機能とダウンロード機能でしょうか。 Windows Media Player や Windows Media Center がそれらの作業を担います。 メディアを提供するベンダーは沢山あるので、特定のブランドに縛られる事はありません。
  • App Store。
    アプリケーションソフトウェアのダウンロードポータルでしょうか。 Windows の場合、そもそもポータルサイトを利用しなくても、ネット上に文字通り腐るほどの無料アプリケーションが転がっていますので、好きなソフトウェアを使いましょう。 ビジネスにエンターテインメントに、さまざまなソフトウェアが存在します。 もちろん自分でソフトウェアを作ったり、市販のパッケージソフトウェアをインストールする事もできます。
  • Map。
    地図サービスですね。 ウェブブラウザがあれば、どの地図サービスにでも接続できます。 GPS はありませんので現在位置は取得できません。
  • YouTube。
    オンラインビデオストリーミングサービスですね。 ICONIA W500 には、SocialJogger と言うソフトウェアが付いています。 これを使うと、ウェブブラウザより簡単に様々なビデオに出会えます。 自分のコンテンツを管理するのにも使えますよ。
  • Game Center。
    ゲーム機能ですね。 プリインストールのゲームは、通常の Windows7 に搭載されているものに加え、マルチタッチに特化したゲーム 3本もプリインストールされています。 そのうち一本は、二人がそれぞれ二本の指を使って、合計四つのマルチタッチを利用した対戦ゲームです。 熱くなります。 もちろん USB や Bluetooth 接続のゲームコントローラを使って普通のゲームをプレイする事もできます。
    ただし、加速度センサは付いているものの、ジャイロや方位磁針は付いていないので、それらを必要とするタイプのゲームは遊べません。
  • 文字入力。
    iPad2 は独特の入力方法とソフトウェアインプットパネルを併用していますが、ICONIA はソフトウェアインプットパネルと手書き認識を搭載しています。 手書き認識は崩し書きでも高精度で認識するうえ、使えば使うほど個人の特徴を覚えていくのでこれはこれでアリだと思います。
  • メモ。
    Outlook にそのまんま「メモ」機能がありますし、OneNote も使いやすいですね。 標準で搭載されている機能には、付箋や Snipping Tool があり、これでも十分と言えば十分です。
  • カレンダー。
    Outlook に(ry。 Windows Live にもカレンダーサービスがありますし、ほかのウェブカレンダーサービスも選択できます。
  • 連絡先。
    Ou(ry。 Hotmail の連絡先だけでも十分使えますけどね。
  • 重量。
    iPad2 の 約 600g に対して、ICONIA W500 は 970g です。1.5 倍以上の重さというのは、気になる人にとっては重要なポイントかもしれません。
  • 厚み。
    iPad2 の8.8mm に対して、ICONIA W500 は 16mm くらいあります。
  • 容量。
    32GB モデルのみで、64GB 相当にするためには SD カードなどでストレージを増設する必要があります。
  • 無線。
    IEEE802.11 b/g/n に対応していますが、a の対応がないという事から 5GHz 帯のサポートはなさそうです。 n のチャンネルボンディングには対応していないようで、最大リンク速度は 150Mbps です。 70%近いスループットを出しますが。
    3G の対応はありません。 私個人としては、Hybrid W-ZERO3 を使うので何も問題ありませんが、普通は WiMAX とかを使うんでしょうか。
    Bluetooth 3.0 HS を搭載していますが、遅い USB ポートにタッチスクリーンデジタイザと一緒に接続されているため、本当に速度が出るかは何とも言えません。

さて、このような感じで比較してみましたが、いかがでしょうか。 iPad のようなスタイリッシュなデジタルガジェットも面白いのですが、実用性と遊び心の隙間めがけて投げてくる ICONIA もそれなりに面白いデバイスだと思います。

私個人としては、どっちつかずの汚名を着せられないよう祈ることに致します。

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17 Responses to ICONIA TAB W500 ファーストインプレッション

  1. ピンバック: じゃぁ Android と Windows デスクトップでどうするの? | pon @ h.e.r.m.

  2. ピンバック: ICONIA TAB W500 に Windows 8 CP « pon @ h.e.r.m.

  3. ピンバック: Hybrid W-ZERO3 の魔の手 « pon @ h.e.r.m.

  4. ピンバック: ICONIA TAB-W500 で 3G « pon @ h.e.r.m.

  5. ピンバック: ICONIA TAB W500 セカンドインプレッション « pon @ h.e.r.m.

  6. ponherm より:

    本体正面の左右下隅に、タブレット部分とドッキングステーションを留めるプラ部品がありますが、その個所は強力な磁石になっているようです。
    ストラップの金属部品がバチーンと引っ付きました。
    磁気カードなどのデータは確実にやられると思いますので、その付近には近づけないようにして下さい。

    本体裏側下部には 2チャンネルの内臓スピーカがありますが、これも結構な音量が出ることから、それなりの電磁石が入っていると思いますので、やはり磁気に弱い物を近づける事は避けた方が無難だと思います。

  7. ピンバック: ICONIA TAB « あきひさの生活

  8. ピンバック: ZM-VE200 « pon @ h.e.r.m.

  9. naiherm より:

    ×内臓 ○内蔵
    というお約束をツッコミしておく;p

    実際遊ばせてもらった感じでは Flashバリバリのゲーム系SNSはかなり辛い感じでしたな。
    再生は出来ているが、動作としては(画質低にしても)超低速だったので、いかにFlashが重たいかを改めて認識した件。iPhone/iPad系はFlash除外の理由がなんとなくわかったよ。
    ただモサモサなりに動かすことが出来るのは大きいね。 次遊ばせて貰うときはニコニコ動画とかもチェックさせてもらおう。
    あと、レポートとしてあると助かりそうなのがゲーム関連?2Dゲームとかだったら動くのかな?3Dゲームとかでもライトな奴だったら動くかな?

    ちなみに、youtubeはなんら問題なく動作していました。流石、ビデオ再生用のチップが載っているだけある。

    • ponherm より:

      Macromedia Flash は、その当初からベクタイメージとラスタイメージのチャンポンを大量のレイヤに乗せて動かすという、アイディアは悪くないものの PC アンフレンドリーなプラットフォームでした。
      今でも Flash 開発者の多くは、シェイプの塗りつぶしや交差判定、モーフィングにどれだけの API 呼び出しが必要なのかを意識せずに、製品を作り続けているでしょう。
      ご存知だと思いますが、Flash というのは最低でも Director と同じ程度のコスト意識がなければ屑を量産してしまう微妙な開発環境なんですよ。
      ネイティブか DirectDraw や Direct3D のアクセラレーションがバッチリ効いても厳しくないか? っていう Flash ゲーム、山のようにありますよね…。 描画系 API の重さを C 言語とかでいったん理解したうえで製作に挑んでほしいものです。
      @dobe が pdf はともかく Flash を毛嫌いしているスメルがここまで伝わってくる背景には、たぶんそういう多数派の開発者の存在があるような気がします。
      Windows ユーザだから Silverlight 使えとか言うつもりもありませんけどね。

    • ponherm より:

      ニコニコ動画の弾幕も、ある程度なら耐えられるね。
      個人的には youtube のほうが快適だけど。

    • ponherm より:

      最新OS 「Windows 7」 対応版が2010年12月16日に発売!!
      http://www.falcom.co.jp/ysf/index.html

      およそ一年半前発売の Ys フェルガナの誓い と言う 3Dアクションロールプレイングゲームは、高画質、演出で普通にプレイできました。

      GTA IV とか TESIV Oblivion とか FF XIV とかは試すまでもなく動かないでしょうねぇ。 面白半分でインストールしてみようかな…。

    • ponherm より:

      Ys Origin
      http://www.falcom.co.jp/yso/
      Ys フェルガナの誓い の後に発売された、3Dアクションロールプレイングゲームです。

      フルスクリーン 32bit 1280×800 VSync 待ち、演出は最大、頂点シェーダ、ピクセルシェーダ使用、MIPMAP 使用、FSAA x2、バイリニアテクスチャフィルタリング、8タップ異方性フィルタで…
      30fps でてます。
      まれにエフェクトの重い所で 20fps くらいまでコマ落ちするかな。
      FSAA 切ればまったく問題無さそうです。

  10. ponherm より:

    面白半分で USB バスパワー駆動の色々なデバイスを接続してみるなど。
    Hybrid W-ZERO3 二台。
    IO-DATA GV‐HZ3/MC7 地上波デジタルチューナ。
    IO-DATA Windows Media Center 用赤外線リモコン受信機。
    Microsoft Natural Wireless Ergonomic Desktop 7000。
    Xbox 360 Wireless Gaming Receiver for Windows。
    Xbox 360 Wireless Gaming Controller が 2つ。
    Xbox 360 Wireless Headset。
    BUFFALO SHD-NSUM120G SSD。
    ScanSnap S1100。
    Logitec Qcam Orbit AF。

    おもしろいわー。

    • ponherm より:

      このデバイスには USB 2.0 ポートが二つ付いていますが、本体左側にあるポートは、接続するデバイスによっては、「他のポートに接続する事によってパフォーマンスが向上する可能性があります」というメッセージが表示され、事実とてつもなく動作が遅くなったりします。
      速度の必要なものは acer ロゴの下にあるポート、不要なものは左のポートと使い分けた方がよさそうです。

      ついでに、理由ははっきりしませんが(多分ドッキングステーションとの兼ね合いで)、中央と左の USB ポートの裏表が逆になっています。
      左側は、通常ロゴが彫られている表面を手前に、中央はロゴを裏面にして接続するというちょっとトリッキーな仕様です。 最初は戸惑いました。

      ちなみに、SDカード/MMC リーダは Realtek の USB 2.0 カードリーダで、一応 Hi-Speed のようです。
      スロットの蓋がめっちゃ開け閉めし難いので、一旦入れたらあまり入れ替えしない方向で。 お金があったら 32GB の class 10 とか入れとくといいかも。
      class6 なら 6MB/s、class8 なら 8MB/s、class10 なら 10MB/s でちゃんと書き込みできます。
      SDXC( http://www.sophia-it.com/content/SDXC )に対応しているとは明記されていないので、使えないと思います。
      あと、Windows の書き込みキャッシュを有効にして、安全なデバイスの取り外しを必須にすると、わずかに書き込み終了が速くなります。

    • ponherm より:

      USB デバイスは 6つのルートハブに接続されているようです。
      A : Standard Enhanced PCI to USB Host Controller が 3つ。
      B : Standard OpenHCD USB Host Controller が 3つ。

      Realtek USB 2.0 Card Reader は A の下に単独で。
      1.3M Rear、1.3M Front (ウェブカムです)がそれぞれ USB Composite Device として A の下に 2ポート使っています。
      本体下面中央の外部 USB ポートが 3つ目の A に単独で。

      本体下面左の外部 USB ポートが B に単独で。
      EETI PCAP MultiTouch Digitizer と General Bluetooth Device が B の下に 2ポート。
      最後の Bハブには、何がつながっているのか分かりません。

      注意が必要なのは、Bluetooth 3.0 高速通信と謳っていても、それが接続されているルートハブ自体が遅いということです。 過度な期待は禁物ですね。

    • ponherm より:

      3軸デジタル加速度センサは、Bosch Sensortec BMA150 で PCI 標準 ISA ブリッジにぶら下がってます。
      http://www.digikey.com/jp/ja/ph/Bosch/BMA150.html
      こんな感じの製品。

      High Definition Audio は、Realtek と AMD の 2つが載っています。 通常は Realtek で、HDMI 接続時は AMD なんでしょうね。 多分。

      Wi-Fi は Atheros AR9002WB-1NG が PCI 標準 PCI-to-PCI ブリッジ上に。

      照度センサデバイスはどこにくっついているのかな?
      マルチタッチデバイスの一部なのか、ウェブカム複合デバイスの一部なのか。

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